How To Painting
1.準備
棚などの壁際の動かせるものを移動させ、作業しやすいスペースを作ります。壁面のホコリや汚れを落とします。
ひび割れや穴はパテで埋め、ヘラを使い平らに仕上げます。
塗らない所を覆い隠す事をマスキング(養生)といいます。
マスキングテープを使ってペイントしない境目の部分にていねいに貼ります。
テープはすき間が出来ないように指でしごくようにしてぴったりと貼るのがポイントです。
スイッチやコンセント部分もテープで囲むようにマスキングします。
床や周りの壁に塗料がこぼれたり飛び散って汚れないようにマスカー(テープ付きのビニールシート)を敷きます。
マスカーは境目の部分に貼ったマスキングテープの上から貼り、折りたたまれているシート部分を広げます。
ワンポイントアドバイス
プロの職人さんも「養生8割、塗り2割」といい、準備でほぼ仕上がりが決まると言われています。手間も時間がかかりますがキレイに仕上げるためにも根気よくていねいに行いましょう。
2.ペイント
(1) 小分け容器にペイントを注ぎ入れます。(ローラーバケットでも良いですが、刷毛でペイントする時は片手で持てる容器の方が便利)
缶から容器に注ぎ入れるときは専用の注ぎ口(フレキシ)を使うと便利です。
(2) ローラーでは塗れない角や細かいところ(マスキングテープを貼った境目)を刷毛でていねいに塗ります。
刷毛はナイロン製(水性用)刷毛を使います。塗料は毛の根元まで付けず、半分位にすると垂れずに塗れます。
(3) ローラーバケットに塗料を注ぎます。
注ぐ量は容器の3分の1以下までで少なめに入れ、足りなくなったら注ぎ足すようにします。
(4) ローラーに塗料を少し付け、ネットの上で転がしてしごきます。これを2~3回繰り返しローラー全体に塗料を含ませます。
(5) ローラーを上下にコロコロ転がしてMの字を書くように少しずつ移動しながら全面を塗ります。刷毛で塗った境目がつかないように気をつけて塗ります。
高いところは継ぎ柄ハンドルを取り付けて塗ると便利です。
全体を塗り終え、手で触って付かない程度(30~40分)に乾いたら、仕上げ(2回目)塗りをします。
一度に厚く塗って1回で仕上げるよりも薄く2回塗りした方がきれいに仕上がり長持ちします。
仕上げ塗り後、塗料が完全に乾く前にマスキングテープやマスカーをはがします。
(7)完成です。
ベンジャミンムーアなので服もズボンも床も汚れていません。 (^-^)
(写真をクリックすると拡大されます)
まとめ
今回の塗布面積は約4.5㎡。準備から完成、後片付けまで約2時間でした。ちなみに今回使用した塗料は「リーガルのエッグシェル(二分艶)」、色は「836 sea view」、サイズはクオート1缶(0.9L:税別3,950円)で少し余るくらいでした。
刷毛やローラーなどの道具類を含めトータル7,000円程度で出来ました。
今回使用した道具はこちらです。
店内にはお試しペイントコーナーもあります。お気軽にご来店下さい!
アクセス
ベンジャミンムーア福岡フラッグシップ住 所 : 福岡県福岡市博多区東比恵3丁目4番6号
最寄駅 : 地下鉄「東比恵」駅6番出口より徒歩3分
駐車場 : 敷地内にあり
※ 福岡都市高速ご利用の方は空港通りIC(百道・北九州方面)、榎田IC(太宰府方面)で下車下さい。
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